横形マシニングセンタの小型最新鋭機
幅広い部品加工に対応/H.Plus-405
H.Plus-300の上位機種/今秋から市販開始



 高速・高精度の切削加工を商品開発のコンセプトにしている、マシニングセンタの専門メーカー、 マツウラが、この7月、新横形マシニングセンタ「H.Plus-405」型の生産を開始しました。
従来の機種と比べて高精度、高速と性能を向上させながら、小型化や低重量、省電力化も実現し、 9月のドイツはハノーバーで開催される第14回EMO展(世界最大規模の国際工作機械見本市)にも出展します。

 H.Plus-405は、昨年秋に開催された20th.JIMTOF東京展で発表したH.Plus-300の上位機種。
自動車や家電製品、IT関連など幅広い部品の加工に対応できる、横形マシニンセンタです。
H.Plus-405は、小型の横形ながら500mm角のパレットを標準で搭載し、ワンランク上のサイズの加工が可能です。
早送り・切削送りや、切削送りの加減の速度性能を、従来モデルのMAM-600HGの数倍に向上させ、 加工時間の短縮を図りました。
また一方で、高速化での電力増を抑えて、所要電力はMAM-600HGを下回ったものにしました。

 オプションで使用できる工具は、31本から240本、パレットは2枚から27枚まで増やせるなど、 拡張性にも優れ、連続の無人運転も可能になりました。
また、機械本体の後部に、関連機器を集中的に配置して、メンテナンスも容易にしました。
9月から出荷を開始し、年間150台の生産販売を見込んでいます。

 詳細は、こちらをご覧ください。



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