フォト・トピックス――No.4


 マツウラの全米販売拠点であり、マツウラのマシニングセンタの全米独占販売代理店である、 メソッド社(METHODS MACHINE TOOLS. INC.)は、21世紀を目前にした新販売戦略に基づいた、 ホームショー(メソッド社独自の展示会)を 1,000名を超えるディーラー・カスタマをお招きして開催しました。

 アメリカはマサチューセッツ州ボストン近郊に位置するメソッド社と、 マツウラのマシニングセンタの独占販売代理店契約を締結したのは、1974(昭和49)年9月。
翌年1月に、アメリカ向けのマシニングセンタ輸出第1号機、第2号機あわせて2台を初出荷して以来、 1/4世紀25年の長期にわたる、極めて円滑な取引きをすすめてきました。
その取扱ったマシニングセンタは、約9,000台を数えます。

 その間、航空機産業や情報通信産業など、ハイテク産業を基本にした納入先では、 あらゆる業界の複雑多岐にわたる分野で活躍しています。
昨年11月初め、メソッド社は倉庫として利用していた、約6,000m2の建物を、 最新鋭な常設展示場へ大改装し、11月1日から10日までの8日間に、 いろんな分野のディーラーやカスタマを招待し、ホームショーを開催しました。

 このホームショーには、マツウラ製マシニングセンタ24台 (新型MCのLX-1をはじめ、MAM72-3VSなどマツウラ製最新型、高速型など勢揃い)のほかに、 取扱い製品のNC旋盤、ドリリングマシンなど60台を出展。
「一昨年シカゴで開催されたIMTS展を凌駕する堂々たる見本市」との評価をえました。

 今回のメソッドホームショーは、取引き開始から25年を迎えたマツウラ製品を主力製品として、 21世紀を間近にした、新戦略を25年間にわたって取引き頂いた、地域のサブ代理店や、 数多くの納入客先に、直接見て頂くためのもので、 「取引先への25年にわたる感謝と、メソッド社の今後の展望を、 カスタマに明確にした展示会」と位置づけられたもの。
特に11月8日には、特別主要カスタマ75社100余名をご招待、
「マツウラMCの日本並びに英国製の新製品を紹介。 それも技術的な説明は勿論、使われているコンポーネントや細かなエレメントの特長までを、 詳しく説明して、なぜマツウラは高い信頼性があるのか、具体的に納得頂いた」展示会としました。

 当日、主催者側としてメソッド社長は「今のメソッドが、 これだけの実績をつけ盛況なのもカスタマとメーカーのご支援の賜。
こらからも、皆様のご支援にむくいるために更なる努力を傾注したい」と挨拶。
引き続いてマツウラ側は、「機械のパワー、スピード、加工精度、信頼性がマツウラの全てである。
皆様のご支援あればこそ、今のマツウラがある」と、松浦正則社長をはじめ、 松浦勝俊常務、J. ジョーンズ・MMP専務の三人が各々挨拶。

 ご出席されたカスタマは、マツウラの新製品「LX-1」「MAM72-3VS」に驚嘆の目をむけ、 50数台のマツウラMCカスタマのオーナーの一人は
「新しい生産技術による思い切った加工の改革にはリスクはつきもの。 だがLX-1は、このネライに正にピタリのMCだ」
「MAM72-3VSは素晴らしいね。あれで思い切った合理化をやりたいもんだ。 さすがマツウラだね。今日、ここへ来てよかったよ」
と嬉しい言葉──。

 マシニングセンタ、NC旋盤、そしてドリリングセンタの3つのメーカーの展示会ながら、 マツウラ製品が出展の前面に勢揃いし、さながら「マツウラ・ショー」の観があった展示会となりました。





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